面白の絡繰

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SW/EP7 改変part2。キャラクター改変1【レイ】。ジェダイの素質・過去・行動理念を改変!

こんにちは、絡繰伊織です。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』改変part2 やっていきます。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (字幕版)

前回、EP7の一番の問題点は【キャラクターの掘り下げ不足】であると言いました。

キャラクターがより魅力的になればEP7(及び続編のEP8)は生まれ変われる。なので先ずはキャラクターごとの問題点を見つけ出し、【キャラクターに関する改変】を軸に新たなEP7を作っていきます(あまり大きく展開を変えずに)。

今後の数記事はキャラ周りの設定を弄る事に終始します。
メインキャラを順番にやっていき、その後にプロットの修正等をして最終的なまとめに入る予定です。

今回は主人公レイを改変します!!

 

では、やっていきましょー!

 


キャラクター改変part1:主人公レイ

キャラクター紹介

 

Daisy Ridley as Rey with BB-8

レイ(Rey)はフォース感応力を持つ人間の女性で、エンドアの戦いのおよそ30年後にウエスタン・リーチの惑星ジャクーの苛酷な環境を生き抜いていたゴミ漁り(廃品回収業者)である。5歳の時に砂漠の惑星に置き去りにされて以来、レイは家族が戻ってくるのを待ち続けていた。銀河帝国と新共和国の戦場跡から金になる品を漁りながら、彼女は生きのびるための術を学び、整備士、パイロット、戦士としての優れた技能を身につけた。彼女はAT-ATウォーカーの残骸を住処にし、戦場跡で集めた品々をニーマ・アウトポストで換金して生計を立てていた。レイは広大な銀河系に潜む危険と可能性を知らないまま、荒れ果てた惑星から出ることなく育った。

引用:レイ | Wookieepedia | FANDOM powered by Wikia

 

 

主人公レイの最大の問題点

言わずと知れた主人公レイ。シリーズ初の女性主人公ですね。

本編で彼女はBB-8とフィンに出会い、巻き込まれる形で戦いに参加します

気が付けばミレニアム・ファルコンを操縦していて、何故かフォースの力を感じ、逃げた先でばったり出会ったレンに連れ去られ、ちゃっかりフォースに目覚めて、ライトセーバーを手にして戦い、なんとなくレジスタンスの一員になっていて、いつの間にかルークに会いに行く。

…………はい。
もう彼女の問題点が分かりましたね。

 

レイが巻き込まれ型主人公であることは問題点ではありません。歴代主人公のルークとアナキンも、最初は事件に巻き込まれるところから始まりましたしね。

レイの最大の問題点は、ルークやアナキンと違って『自分の意思が見えない』ところです

ルークのような故郷を旅立ってみたいという願望帰るべき場所を失ったという戦う理由、アナキンのような自由への憬れジェダイになるべき生い立ち――レイには何もありません。

何ができるのか、何がしたいのか、何処を目指しているのか――。
全てが曖昧で、彼女の中の明確な信念や目的が見えない。行動理念が分からない。彼女はただ流されて行動していた結果、たまたま上手くいっただけでしかない。だから説得力がなく、魅力に欠ける。

これはシークエル・トリロジーに出てくる新メインキャラ全員に言える問題です

行動理念が見えないのは主人公としては最悪です。プロットを追うだけの感情が無い操り人形にしか見えなくなってしまいます。

そうならないために主人公には、観客も主人公自身も絶対に見失わないような行動理念と目的を与えた方がいいんです。

 

 

参考になる人物例

行動理念と行動原理が(極端なくらいに)とてもしっかりしているキャラクターのお手本のような人物がいます。

映画『96時間』主人公:ブライアンです。

96時間 (字幕版)

『96時間』あらすじ

17歳のアメリカ人少女キムが、友人と訪れていたパリで何者かに誘拐された。事件発生時にキムと携帯電話で話していた父親のブライアンは、元秘密工作員の知識と行動力で犯人グループの身元を割り出し、娘を救出するために単身パリへ向かう。

引用:96時間 : 作品情報 - 映画.com

 

主人公ブライアンは娘を溺愛していて『娘の幸せ』が彼の全てです。ブライアンには、『常に娘の事を考え、娘の幸せのために行動する』という行動理念があります。

ブライアンは愛する娘のために仕事をやめ人生を捨てた過去があり、心の距離が離れてしまっていた娘と仲良くなろうと努力しています。娘の誕生日プレゼントで延々と悩んだり、娘の仕事のアドバイスを貰ったり、娘の旅行についていこうとしたり――映画の序盤は、いかにブライアンが娘を愛しているか分かる日常パートが続きます。

そのおかげで、映画開始から10分経った頃には観客は主人公の行動理念を完全に理解できます。

だからこそ、娘が攫われた時のブライアンの怒りと悲しみに共感できる。最恐の兵器と化して邪魔者を倒しまくり「娘を救うためならエッフェル塔も爆破する」と真顔で言い切るブライアンを見て、『こいつならマジでやりかねない』と思える。

ブライアンは『娘が全て』という行動理念と『娘を救う』という目的が最初から最後まで一貫していて、全くブレません。そこが他の『元秘密工作員が無双する系映画』とは違い、主人公の魅力がでかくて感情移入ができるんですね。だから面白い。

『スター・ウォーズ』の主人公レイにも、ブライアンくらい分かり易い行動理念や目的があったほうがいいんです。なので本記事では、その点も改変していきます

ちなみに『96時間』は面白すぎてシリーズ化しました。観てない方は絶対観るべし。

 

 

レイの改変すべき要素

行動理念以外にもレイには問題があります。

『フォースの覚醒』でのレイに関する描写で最も突っ込みたいのは、唐突にフォースに目覚め、それをコントロールし、ジェダイになるべく(またシスになるべく)訓練を積んできたはずのカイロ・レンと戦えていた事ですよね。

違和感が限界突破してましたよね。

「え……? なんで急にフォース使いこなしてるの?」
「カイロレン弱すぎワロタw」

となったかと思います。

いくらレン君が心身を負傷していたダメ男といっても、レイが少しくらい棒術の心得があったとしても、これではあんまりです。EP4で初めてライトセーバーを手にしたルークがベイダーと良い勝負を繰り広げているようなもんです。

ライバルであり、もう一人の主人公でもあるカイロレンをコケにしすぎです。

 

主人公のレイに魅力がないと、自然と非難の声が出てきてしまいます。

「主人公を変えたのが間違いだったんだ!」
「女性主人公にしたから失敗したんだ!」

と言われてしまうのも無理ありません。

レイが女性で、新たな主人公であること自体は全く問題ではないのにです。

今のレイにも魅力はあります。可愛いくて格好良くて、SW好き女性の憧れの対象でしょう。でも、まだ足りない。もっともっと魅力あるキャラクターにできるはず。

なのでレイをもっと掘り下げ、彼女の活躍に相応しい設定や描写を付け足しましょう。


【レイの改変すべき要素】

  1. ジェダイの素質
  2. 過去
  3. 行動理念・目的


以下、一つずつ詳細を確認して改変していきます。

 

 

改変要素1 ジェダイの素質

f:id:karakuri-iori:20180414185538j:plain引用:https://starwars.disney.co.jp/

『フォースの覚醒』では、レイにジェダイの素質があるという描写がされています。

カイロレンの心理操作に抵抗したり、逆に敵兵に心理操作をしたり、カイロレンとの剣戟で勝利できたのは、紛れもなく彼女にはフォースの感応力があり、その恩恵を受けていたからです。ライトセーバーに触れた時に脳内にヴィジョンが投影されたのも同じ理由からですね。

ですが。それらを成すに相応しい伏線描写 は作中にあったでしょうか?
果たして――答えは否です。

レイは唐突にフォースに目覚め、なんとなくジェダイへの道のりを歩み始めます。それに至るまでの辻褄が合う過程が一切描写されていません。そこが問題なんです。

では、どうすればこの問題は解決するか。

答えはシンプル。
『最初からフォースを使いこなしていればいい』んです。

超強力なフォースでなく、ちょっと強い程度の描写でいいんです
自分の超能力の正体が判然としないままに、それでも確かに力の存在を自覚し、他者にばれないように、それとなく使いこなして生活していればいいんです。
決して悪さはせず、自分の信念に基づいた使い方で。

分かり易い例を出します。

EP8のラストシーンに出てきた少年を覚えていますか? さり気なくフォースで箒を引き寄せ、星々を眺めて想いを馳せる少年がいましたよね。

まさに彼です!!

彼とおなじような立場にしてやればよかった。誰に教わるわけでもなく、天性の才能をもって日常生活で当然のようにフォースの力を利用していればいいんです。

 

具体的なシーン改変

フォースを使いこなす描写と、カイロ・レンと渡り合うために予めそこそこの戦闘力が備わっている事を説明する描写も入れましょう。

具体的には、レイの登場シーンを以下のような描写に改変・追加します

  • 戦艦から廃品を集める時、フォースの感知能力で有益な部品を見つけ出す。
  • 交換所でぼられ、ムッとして心理操作でちょっぴりポーションを多めに貰う。
  • 家(壊れたウォーカー)で、ポーション用のお皿を引き寄せる。
  • 一人で生きていくため、護身のために棒術(剣術)を訓練。
  • 捕獲されて連れ去られそうなBB-8を心理操作で救助。
  • フィンとの逃走時、フォースに導かれるままにMF号に搭乗し、ジェダイ並みの反射神経の操縦で追っ手を撒く。
  • ハンソロと出会い、フォースやルークについて話す。自分に備わる不思議な力の正体がフォースであると知り、御伽噺だと思っていたジェダイに強い憧憬と期待を持つ。
  • ライトセーバーに触れ、それに込められた記憶や感情を感じ取る。自分の力・ジェダイへの知識欲が溢れるが、同時に暗黒面の誘惑も感じ、自分の道に迷いを持つ。葛藤の末(フォースのせいで悲劇を生んだ過去を思い出し)ライトセーバーには触れたくないと言う。
  • カイロ・レンとの初対峙時、とてつもない力で抵抗虚しく拘束される。
  • レンの心理操作を受けるも、力を振り絞り、なんとか抵抗。一時的にレンを退かせるが、この際レイは暗黒面の力の強さを知り、彼と戦うにはフォースを完璧に使いこなす必要があると悟る。
  • 心理操作で脱出
  • 再びレンと対峙。フィンが負傷したのを見て迷いを振り切り、再びライトセーバーを手に。ライトセーバーに見せられた光と闇のヴィジョンを思い出すも、正義を貫きたいという自分の信念に従ってフォースに導かれるままに戦い、なんとかレンを退ける。

 

こんな感じにしましょう。

こういった描写に変えれば、少なくともレイがフォースを操る事の唐突感、レンと渡り合える違和感は拭えるかと思います。

大事なのは、作中で急にフォースに目覚めさせるのではなく物語開始時に既に使いこなす状態でいさせることです。

ただ、最初からフォースを使いこなさせるためには、今度はそれに相応しい設定が必要になります。そこでレイの過去の改変に入ります。

 

 

改変要素2 過去

f:id:karakuri-iori:20180423183723j:plain引用:https://starwars.disney.co.jp/

僕は、レイにジェダイの素質を加えたり、行動理念を固めるためにも、過去も大きく改変すべきだと思っています。

と言ってもルークやシスといった重要人物の娘にする必要はありません

これはどちらかと言うと、EP7ではなくEP8での改変事項になります。EP7でもレイの過去を示唆する描写はありましたので、そこを変える感じですね。

 

レイの本当の過去

EP7の作中では、以下の発言でレイの過去について言及されています

レイとBB-8の会話にて。
「私は待つのに慣れている」「そ、家族をね」「戻ってくるわ。いつかね」

レイとフィンとの会話にて。
「ジャクーへ戻らないと」

レイとマズ・カナタの会話にて。
「もう分かっているんだろう。ジャクーでお前が待っている人は決して戻らないと」

物語の中盤でカイロレンに捕縛され、フォースで頭の中を探られ。
「お前は孤独だ」「ジャクーから出られず、夜は眠るのが怖い」「海を想像したか、見えるぞ。島も見える。ハン・ソロも。父のように思っているのか。失望するぞ」


――これらの台詞があります。意味深ですね~。まさに彼女の正体について考察を楽しんでくれと言わんばかりの台詞群です。

ですが結局EP7ではレイの正体は明かされず、次回作に持ち越されてしまいました。

案の定と言うべきか、思惑通りと言うべきか、EP7の公開後はレイの過去について様々な憶測が飛び交いましたよね。

「やっぱりルークの息子じゃないのか?」
「だとしたらハン・ソロと面識があるはずだろ!」
「隠し子だったんだYO!」
「パルパティーンの子孫説もあるぞ!」
「敢えてのオビワン」

「いやいやスノークと関係あるはず」

みたいに、とっても盛り上がりましたよね。

ああでもないこうでもないと予想を語る時間って本当に楽しいですからね。僕も当時、友人とSWトークをしてる時に予想を語ったのを覚えています。

 

そしてEP8公開から数日後、再び友人(EP8未観賞)とドライブしている時にこんな会話をしました。

「そういえばEP8どうだった?」
「超つまらなかった」
「そんなにつまらなかったの?」
「やばい。酷すぎて語りきれない」
「そんなにかw レイの正体は分かった?」
「分かったよ」
「なんだった?」
「……何者でもなかった」
「は!?」
「…………何者でもない、ただの孤児だった」


……はい。そうなんです。
EP8にて、レイは『何者でもない』という衝撃の事実が明らかになります

正確には――
レイの両親は何者でもく、酒代のためにレイを売った飲んだくれで、既に亡くなっていてジャクーの墓地に埋められている。レイは親に捨てられた孤児。そして、レイ自身も本当はそれを理解しているという事がカイロ・レンの口から語られます

f:id:karakuri-iori:20180424191847j:plain引用:https://starwars.disney.co.jp/

つまり、EP7でレイは自分に嘘をついていたんですね。
『家族はいつか戻ってくる。その日のために私はジャクーに居なければならない』と。

孤独を紛らわせるために意図的に自分を騙していたゆえの行動か、心を壊さないために無意識の内に自分の記憶を封印していたがゆえの言動なのか。

その真実はレイにしか分かりませんが、作中の描写から判断すれば前者です。

レイが初めてライトセーバーに触れた際、幼い頃に無理やり親と引き離されてしまうレイの姿が映ります。レイはあのヴィジョンを見せられるのが嫌でライトセーバーに触れるのを拒みました。ライトセイバーに引き寄せられる時も、幼い頃の自分が「いやだ」「戻ってきて」と泣き叫ぶトラウマの声が聞こえています。

絶対に実現しない未来を追い求めていたんです。悲しいですね。

 

 

 

レイが『何者でもない』ことは良い? 悪い?

レイが『何者でもない』という衝撃の事実は、「きっとレイには凄い秘密が隠されているんだろうなぁ!」ワクワク という僕達の期待を良くも悪くも無慈悲に裏切ってくれました

この展開はファンの間では賛否両論です。

「意味深なシーンを見せておいたくせにとんだ茶番だ! ふざけるな!」
「こんなのファンを侮辱している!」 

とも受け取られてしまいます。怒るのは当然の反応だと思います。

 

しかし僕は、この『何者でもない』という事実自体は嫌いではありません。
むしろベターな選択で変える必要はないと思います。

 

よく言われていますよね。
スター・ウォーズは宇宙一壮大な親子喧嘩 だと。そうなんです。映画スター・ウォーズ内では宇宙を巻き込んだ親子喧嘩こそが全てなんです。

でも、そこはせっかくの新シリーズです。親子喧嘩の流れを断ち切るのは良い事ではないでしょうか? スカイウォーカー血統至上主義から脱するのは英断に思えます。

どこにでもジェダイは生まれる、ジェダイは特別な者ではない、ジェダイの存在が間違い――というEP8のテーマ『ジェダイの否定』に繋げるためにも。

確かに最初は戸惑いますけど、新たな時代の幕開けと考えれば良いテーマです。

ですが!!
丸々このままの過去設定で良いかというと、話は別です。

このままではよくない
この過去では深みがない。過去がレイの今の生き方に繋がっていない。

レジスタンスの一員として戦い、ジェダイになりたいと願うに足る過去ではありません

何者でもない ≠ 何の設定も無い です。

どちらにしろ強いフォースを使いこなす理由づけは必要です。

 

どんな過去にするべきか

では、どんな過去を設定するのが良いのか。

ひとつの手段として、過去を変えないまま、
レイ「自分を売り払ったあの屑親共のようにならないためにも、私は正義に生きるわ!」
という行動理念で描くのはありだったかもしれません。

でも、それだとレイは両親を忌み嫌っている事になります。『スター・ウォーズ』の主人公なのにそんなネガティブな動機で正義感に溢れられても嫌ですよね。レイには、やはりポジティブな動機でジェダイを目指してほしいです。

 

また、レイは「ジャクーガー。マッテルカラー。モドラナキャー」とウダウダ煩いですが、EP7ラストで結局レイはルークに会いに行きますよね。

なので家族を待つ云々の設定は別に必要ないんですね。

・ジャクーに留まっていた理由
・ライトセーバーを持って戦いに参加するか葛藤する理由(これはなくてもいい)
の二つがあればいいんです。

 

つまり、以下の要素を含む過去です。

  • レイは両親を憎んでいるわけではない。
  • だが、孤独になってしまう悲しい過去も抱えている。
  • それがジャクーに留まっていた理由になる。
  • ライトセーバーのヴィジョンに葛藤させられる過去もある。
  • 同時に、そんな過去がジェダイになりたいと願うに相応しいものだと尚良い。
  • かつ、上述したように『フォースを使いこなしながら生活する』理由にもなる。

どうすれば、そんな過去になるのか……。
とても難しい問題ですが、一つ案があります。

それは、

レイを、クワイ=ガン・ジンと出会えなかったアナキンにする

これです。これしかありません。

奴隷にするわけじゃないですよ。要はジェダイと出会えなかったジェダイの卵にするんです。ポテンシャルの塊だけど、正しいコントロールの仕方を知らず、全ての力が目覚めていない逸材です。

 

具体的に以下のような過去です
  • レイの母は両親からジェダイが存在していた時代の話を聞かされていて、オーダーの体制にも不満を持ってもいた。
  • そんな母が父親がいないのに妊娠する→レイがミディ=クロリアンから生まれる
  • 母はこれを両親から聞いていたフォースの導き=運命の悪戯だと理解する。
  • 生まれたレイは幼い頃から不思議な力を使うことができた
  • だがジェダイやフォースの存在は長くタブーとされてきたことであり、平和であろうと力を隠すべきだとレイに教え育てる。
  • レイは力を隠していたが、その力を良い事(他人のため)に有効活用したいとも思っていた。また、自分の力の正体を知りたいと願うも、母は決して話そうとしなかった。
  • 力を可能な限り秘匿して生きてきたレイだが、ある日フォースを使って人助けをしてしまう(XMENアポカリプスのエリックのように)。それは正しい行いだったが、それを見たとある人間がレイに不信感を持ちオーダーに報告。(カイロ・レンの裏切り後)
  • 情報がオーダーに伝わった結果、追われる事に。
  • レイは逃げ切ることができたが、代償として母が亡くなる
  • レイは正義を行いたい心と自分の力が生む結果を天秤にかけ、復讐に走らず母の眠るジャクーで細々と生きる事を選ぶ。この際、無意識的にフォースの大部分を抑え込んでしまう
  • だが成長するにつれレイの力は増し、日常でこっそり使いこなすようになる。
  • 大きな力がもたらす結果や力を持つ意味を考える日々。だが、何を目的に生きればいいのか分からず、こんな生活で本当に良いのか、自分には成すべき使命があるのではないかと思い悩みながら生活するレイ。
  • そんなある日、彼女はBB-8とフィンに出会い、閉じこもっていた殻から出ることを決意。EP7本編へ。


こんな感じでいかがでしょうか?
こんな過去をEP7で断片的に見せ、EP8で全て放出すればいいと思いました。

色々と無理もありますが、これならレジスタンスとして戦う理由にもなります。

ただ、これだと時系列的に年齢的に12,3歳頃に母を失い一人になったことになってしまいますが、どちらにしろ酒代のために両親に捨てられるという過去とは全く違うので問題ないかと。また、他人を救うために力を晒してしまうという葛藤を入れるなら、年齢が11、12歳でも妥当だと思います。

それか、そもそもルークがジェダイ再建を試みる時期を早めるなりでもいいですね。

 

ミディ=クロリアンについて

レイがミディ=クロリアンから生まれるというのはやり過ぎかもしれません

f:id:karakuri-iori:20180424193836j:plain引用:エンタメ

ですが、やり過ぎなくらいで丁度良い塩梅ではないかと思います。

レイにはジェダイになるべくして産まれ、強力なフォースを操れる設定が必要だと思いました。新たなスター・ウォーズシリーズの主人公に相応しい立場と考えれば、やりすぎで妥当なんです。ルークに希望を見せる新たな光ですからね。

また、レイに自分自身を騙さなければならないような大きな心の傷を無理に負わせる必要はありません。親がいない理由、ジャクーで平凡な生活をしていた理由、旅立つべきか葛藤する理由があればよかっただけなので。

このくらいの過去があれば、カイロレンとの出会いに刺激され秘められていたフォースが少しずつ解放という流れで強力なフォースを操る描写にも説得力を出せます。

そして父がいない過去は、EP8で隠居していたルークを突き動かす原動力にもなります

  • ルークの下でフォースがなんたるかを学び、修業を積み、力が増すレイ。
  • そんなレイはルークと過去話をする際、父はいないと語る。
  • その時は軽く聞き流したルークだったが、ヨーダとの会話で、レイも父と同じくミディ=クロリアンから生まれた存在だと悟る。
  • それを聞いたルークに希望が生まれ、目を覚ます。
    ――自分が躓き、ジェダイの歴史に終止符を打とうとしても、世界には自然と次のジェダイが生まれてくる。なら、かつての師オビワンやヨーダのように次のジェダイを未来へ導く事こそ、アナキン・スカイウォーカーの息子である自分に与えられた最後の使命なのだ――と。
  • そしてレイアの元へXウイングで駆けつけたルークが降り立ち、フォースでウォーカーを止め、カイロレンと対峙する。

(EP8を大きく改変していない状態ですが)熱い展開になりますね。

 

レイの過去は投げやりではいけません。ジェダイの素質を持たせ、戦いへ身を投じるに相応しい、主人公としての過去が必要です

完全に普通の生まれの普通の過去を持つ普通の人物にスポットを当てるのなら、EP8でジェダイを否定した後、箒ボーイとかからで妥当だと思います。

 

 

改変要素3 行動理念・目的

過去を変えた事で、レイに明確な行動理念と目的を与える事ができるようになります。

  • 行動理念……悪を嫌い、自分の信念に従って正義を行う。
  • 目的…………母が頑なに隠そうとした、自分の人生を狂わせた力の正体を知る。その力を正しい事のために使う。

こうする事で戦う理由にもつながります。

EP7でレイは主に後者の目的のために動きます。そしてソロとの会話を経てフォースやジェダイの存在を知り、ラストで前者と後者の両方の目的を達成するためにルークに会いに行きます。

本当は改変しなくてもレイには上のような行動理念があるはずなのですが、残念ながら映画本編ではそれが見えません。なので、ちゃんと過去を設定して、台詞や描写で意思を示さなきゃいけなかったんですね。

 

そして自然に戦いに身を投じるためにも、以下の分かり易い描写がほしいです。

  1. 変わらない日常に嫌気がさしている
  2. 正義感に溢れている
  3. レジスタンスへの同調

 

変わらない日常に嫌気がさしている

f:id:karakuri-iori:20180423152548j:plain引用:https://starwars.disney.co.jp/

幼い頃から力を隠して生きてきたレイは、その力のせいで母を亡くし、力についての知識欲やジャクーを出てみたい願望を抑え込んで生きることに。だが、本当にそんな人生でいいのか悶々とする日々を送ります。

そこで、EP4でのルークのように変わらない日常に辟易としている描写を追加します。これは映画内で既に存在するシーンを、よりレイの感情を分かり易くするだけでいいと思います。

  • 家で印を残すシーンで目を伏せ、溜め息をつく。
  • 古いヘルメットをかぶり、宇宙を飛ぶ自分を夢想して苦笑い。
  • BB-8との会話or独り言などで「本当はこの星を出てみたい」「自分の力を有効活用したい」旨を発言。

また、助けたBB-8がついてきてしまう際、少し微笑んでしまう とかが、あるといいかもしれません。ずっと一人で実は寂しかった みたいな人間味が感じられるので。

 

正義感に溢れている

これは、まさにBB-8を助けるシーンですね。あれでも十分ですが、悪事を見逃せない旨を発言したりして感情を分かり易くすればいいかと。

あとは、上に書いた最初からフォースを使いこなしている事が分かるシーン改変の

  • 交換所でぼられ、ムッとして心理操作でちょっぴりポーションを多めに貰う

を少し変えて、

  • 他の人がぼられるのを見かねて心理操作する

にしてみると分かり易くて良いかもしれません。

他にはポーのジャケットを着るフィンを問い詰めるシーンでも彼女の善人っぷりが伝わりますね。

 

レジスタンスへの同調

これが欠如していると「レイはどこに向かっているのだろう」という疑問がわいてきてしまいます。

ですが、正義感があり、上に書いたようなファースト・オーダーのせいで母を失った過去があれば、レジスタンスに加わって戦う理由にもなりますね。

フィンとの最初の会話の際に、彼がレジスタンスを名乗ったシーンを弄ればOKです。

  • ファースト・オーダーのせいで母を失った過去、レジスタンスに加わりたい思いとフィンに伝える。
  • それに対してフィンが何と答えればいいか悩んでいる時にトルーパーに襲われ、本気で決意を固める。

こんな展開で。
これならトルーパーに襲われた時の、

「私にまで撃ってくる!」
「俺の仲間だと思ってるんじゃないのか!?」
「それは光栄!」

という会話の流れも皮肉が増していい感じですよね。 

 

以上がレイの改変案になります。

 

 

まとめ

【レイの改変すべき要素】

  1. ジェダイの素質  ……  最初からフォースを使いこなす。
  2. 過去       ……  ミディ=クロリアンから生まれ、そのせいで母が逝去。
  3. 行動理念・目的  ……  正義を行う。自分の人生を狂わせた力の正体を知り、その力を正しい事のために使うのが目的。

こうですね。取り敢えず暫定ですが、こんな感じで。

にしても、信じられないくらい長くなりましたね。
細部は端折っているのですが、まさかこんなに長文になるとは……反省。

でことで、今回はここまで!
次回は皆大好きベン君orフィンの改変案を書いていきます!

 

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