面白の絡繰

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映画『コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道』感想レビュー!! (ネタバレ有) TVアニメ版との違い・展開や会話の変化まとめ!!

どうも、絡繰伊織です!

一昨日、公開初日の映画『コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道』を見に行ってきました!!

f:id:karakuri-iori:20180526202316j:plain引用:コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道 : 作品情報 - 映画.com

いやーーー泣きましたね。
まずOPでFLOW 『WORLD END』が流れるんですが、その時点でもう潤っときちゃいました。
やっぱりギアスの終盤は何度見ても涙が出てしまいます。

 

本作はアニメシリーズ劇場版三部作の完結作。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、今までもこれからも、これより面白い作品が存在する事はないであろう最高のアニメです。

 

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ということで、今回は皇道の感想を書いていきます!
ネタバレ全開でアニメ本編と総集編の違いを分かり易くまとめます

この記事を見ている方はアニメ本編も視聴済みの方だと思いますので、その前提で記事を書いていきます。

もしギアスを見た事がない方は、今すぐアニメ全話を見てください。
アニメに抵抗がない方は絶対に見てください。はい。

 

 

 

 

作品情報

作品概要・あらすじ

2006~08年に計2シーズンが放送された人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を再構築した劇場版3部作の完結編。

全50話のテレビアニメを再編集し、新作カットを加えて全編新規アフレコを行った。

 

世界支配をもくろむ巨大帝国ブリタニアと、ブリタニアに反旗を翻す黒の騎士団がついに激突する。それは、黒の騎士団を率いる仮面の男ゼロ=ルルーシュの思惑通りだったが、妹ナナリーの存在がルルーシュの計算を狂わせていく。一方、ブリタニアの第2皇子シュナイゼルが黒の騎士団に接触。ゼロの秘密を明かし、黒の騎士団の統制を内部から揺るがせようとしていた。そうして戦いは激化していき、あらゆる人々の怒りや悲しみ、執着や願いも飲み込んでいくが……。

引用:コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道 : 作品情報 - 映画.com

 

 

 

評価

評価基準は以下の通りです。

    【 評価基準

  5点 ★★★★★  絶対観るべき傑作!!
  4点 ★★★★   迷ったら観るべき名作!
  3点 ★★★    長所と短所がある良作
  2点 ★★     短所が目立つ凡作
  1点       観た事を後悔する駄作

 

本作はコードギアスシリーズの原点にして頂点である『反逆のルルーシュ』の総集編という事もあり、次回作『復活のルルーシュ』に直接繋がる作品でした。
※細かい違いがあり、TVアニメ版とはパラレルワールドです。

つまりギアスファンにとっては絶対に見なくてはいけない作品ですね。
なので評価は、

5点 ★★★★★ 絶対観るべき傑作!!

 

 

感想・レビュー

f:id:karakuri-iori:20180526213835j:plain引用:http://www.geass.jp/

相変わらず面白かったです!!

細かい展開や台詞の違いはあるものの、やはり本筋はアニメ本編と全く同じです
反逆のルルーシュがつまらなくなるわけがない。何度見直しても面白い!!

主にBGMや挿入歌の変化と追加、台詞の変化、展開の変化があったことで、懐かしくも新鮮な気持ちで見られる、新しい『反逆のルルーシュ』でした。

特に音楽が良かった!!
今までBGMがなかったシーンにBGMが追加されることで感情が揺さぶられました。予想外の挿入歌に「ここでその曲くるか!」と感動したり、興奮しっぱなし!!

特にモザイクカケラの使いどころが最高で鳥肌でした!!

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僕の中では『興道』はそこそこ出来が良くて『叛道』はいまいちな出来でしたが、本作『皇道』は最も満足できる出来栄えの総集編でした!

やっぱりルルーシュは最高。コードギアスはルルとゼロ、そして彼を取り巻く人物の魅力あってこそと再確認しましたね。

書きたい事が多くて何から語ればいいのか分からないので、
思いついたことから順番に、感想・アニメ版との違いを書いていきます!! 

 

 

シャーリーの扱いについて

f:id:karakuri-iori:20180528162738j:plain

生存ルート?

総集編はシャーリーの生存ルートになるのかどうか。
きっと誰もが一番気になっていた部分ですよね。

アニメ本編では、シャーリーは作中で二番目に不幸で可哀想な人物でした。

愛するルルーシュ=ゼロに父をコロされ、それを知ってしまい、それでもルルーシュを守るためにヴィレッタを撃ち、罪悪感に苛まれ、変態ヘッドホンに心を読まれ、ルルーシュに記憶を奪われ、日記を読んで事実を知り恐怖を覚え、戦争の人質にとられ、皇帝陛下に記憶を改竄され、再びルルを好きになり、恋人成立で幸せになったかと思えば失われた記憶を取り戻し、それでもルルーシュの味方になると決心したのに、ロロに撃たれてしまった。

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こんなの散々です。あまりにも可哀想すぎます。
ちなみに一番可哀想なのは、そんなシャーリーの母親だと思います

 

そんなシャーリーですが、『興道』『叛道』 では上記の一連の流れがなくなっていて(ヴィレッタと非遭遇・マオ編消去のため)生存フラグが立っていました。
というか、ほぼ生存確定の雰囲気でした。

誰もがシャーリーには幸せになってほしいと望んでいました。

そんな僕らの願いは叶い、シャーリーは最後まで生きていました!!
『興道・叛道・皇道』は念願のシャーリー生存ルート!!

f:id:karakuri-iori:20180526223309j:plain引用:コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道 : 作品情報 - 映画.com

本来いないはずの場面で生きているため、少しずつ演出が変わっていました!

新規カットも増えていたし、第二次トウキョウ決戦時にはリヴァルと共に学校の体育館(?)に避難しており、フレイヤ後の生存を喜び合うシーンでもミレイ・リヴァルと一緒にいます。

 

追加シーン

そして大きな追加シーンもありました!

Cの世界での出来事の後。ルルーシュが皇帝に即位する直前、生徒会室で作業中のシャーリーに電話がかかってきます。(かけてきたルルは終始無言?)

※以降、本編の台詞記憶部分には一部、誤差があるかもしれません。

「はい、シャーリー・フェネットです」
もしもし~? 聞こえてます~?」
「ッ……ルル……? どうしたの? 学校に来なくなっちゃって。色々とあると思うけどさ……ジェレミアさんって知ってる? ナナちゃんの事とか、ルルも……!!」
「…………私ね、何があってもルルのことが好きだから、ルルの味方だから!! 何かしようとしてるんだよね、いま。だったら私も手伝うから! 私もルルの――」 ブツッ、ツーツーツー。

という会話(?)がありました。
シャーリー視点でルルの声は聞こえないため、ルルが話していたかは分かりません。でも多分ルルは無言ですね。

シャーリーはもう隠す事なく告白していますね。シャーリーにこっそり電話をかけるルルにも、相変わらずルルを大好きなシャーリーにも感動。

しかも何が泣けるって、この時のBGMがAloneなのよね・・・。

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ジェレミアとナナリーの名を出したりと、叛道でのジェレミアとの出会いが投げやりなものかと思えば、実は結構繋がっていました。

 

続くルルが皇帝になるシーンのTV中継時はシャーリーの様子は描かれず。
ラストでルルが逝く際には、現場で群衆に紛れて立ち見をしており、ルルから目を背けて(しゃがみ、崩れ落ちて)しまっていました。

 

語り

そして、もう一つ。
TVアニメ版では、ゼロレクイエム後の平和な世界についてカレンが語りますよね。

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しかし皇道では、その語りにシャーリーが加わっています!!

カレンあのね、ルルーシュ。あれから世界は随分とマシになった。戦争に向いていたエネルギーは今、貧困や教育に向けられている。今までそれを邪魔していた憎しみや悪事は、あなた一人に押し付けられて。全ては悪逆皇帝ルルーシュの仕業だって事にされて。調子の良い話よね。でも、だからこそ、皆は過去にとらわれず、明日に進めるのかもしれない」

シャーリー「ねぇ、ルル。社会は、世界には、まだ色んな問題が残っているけど、それでも大きく変わろうとしてるよ。叶うなら、ルルもこの世界を見られるといいな。全部、計算通りだったの? それとも――」

 

――こんな台詞でした。色々と変わっていますね。

カレンの台詞、TVアニメ版は「飢餓や貧困に向けられている」だったし、「悪逆皇帝~」ではなくて「ダモクレスというシステムより~調子のいい話よね」でした。僕はダモクレスというシステム~の台詞が地味に好きなので、ちょっと改悪かも。
地味なところでは、カレンの「~よ」という口調もちょっと気になりますね。

シャーリーの台詞は、TV版カレンの「もちろん、色んな問題は残っているけど――」を譲ってもらった感じ。そして、なんだか意味深です。

「叶うなら、ルルもこの世界を見られるといいな」があるので、ルルが蘇生する事を、現時点では知らないように思えます。

 

――というわけで、シャーリーは生存ルートで、出番も増えていました!

そして実は、シャーリー以外にもサブキャラ達で生存変化している奴等がいます。
その事については後述します。

 


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総集編の終わり方・『復活のルルーシュ』について

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引用:http://srkon.doorblog.jp/archives/35798568.html

上述した通り、本作も一連の流れやイベントはTV放送アニメ版と同じでした。
Cの世界での出来事もそのままで、無事にゼロレクイエムを迎えます
戦争に勝ち、ルルは逝き、スザクはゼロになり、ジェレミアはアーニャとオレンジ畑(ここ重要)です。

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そして気になる最後の最後。

アニメ版では、のどかな田舎をゆっくりと進む荷馬車の荷台にC.C.が乗っていて、(恐らく御者の)ルルーシュに語り掛けてEDでした。

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しかし『皇道』ではC.C.単独で馬に乗っています。
ルルーシュと思わしき人物の影はなく、C.C.が以下のように語ります。

ジェレミアとシャーリーのやつら、こんな所に運び込んだとは」
「なぁルルーシュ、あの日の約束が果たされる時を待ってもいいのか、それとも、私はまだ時の中で漂い続けるのか……」

そして最後は道に残る多くの轍のカットで『皇道』は終了し『復活のルルーシュ』に繋がるであろう浜辺にあるゼロマスクのカットが映ります

この事から『復活のルルーシュ』はTVアニメ版ではなく『皇道』の続きの世界線の物語であることが確定ですかね。

 

シャーリーの名前が登場

注目すべきは、C.C.の口からシャーリーの名前が出てきた事ですよね

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『皇道』では、シャーリーがC.C.と出会うような(?)カットがありました。
なのでルルの復活を知ってもおかしくありません。

これで『復活のルルーシュ』においてもシャーリーは登場・活躍がほぼ確定
ルルーシュとの絡み、今までもつれてきた二人の関係の清算もあると思います。

TVアニメ版のR2では、ルルーシュは記憶を失ったシャーリーを見て心を痛め『全てが終わったら、きっと君を……』と、彼女を幸せにする事を決心していました。

このルルーシュの感情は、彼女の父親を犠牲にした事や、マオとの一件での記憶消去・皇帝の記憶改竄によるギアスの犠牲者だからという部分が大きいと思います。
しかし、それでも決心したのは、やはりシャーリーが純粋に人として『ルルーシュ』である自分を愛し、味方で居続けてくれたからですよね。

そして、そのシャーリーの想いは今回の総集編でも何も変わっていません。
だからルルーシュの『シャーリーを幸せにすべき』という考えも同じはず。

それが次回作の『復活のルルーシュ』で叶うと考えれば、TVアニメ版の悲劇から、まさかのシャーリー大勝利ですね。

 

運び込んだ物(者?)とは

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そして気になりますね。「運び込んだ」とは、いったい何のことなのか……。

先ず思いつくのは、「運び込んだのはルルーシュの遺体(蘇生前)ではないか?」という考えですよね。ルルは皇帝(V.V.)のコードを保持していて永遠の命なものの、蘇生には時間がかかるし、悪逆皇帝の遺体なので秘密裏に辺境の地へ移動させる必要があった。そしてシャーリーにはルルから事情を伝えられていたジェレミアが全てを明かし、共に運び込んだ。

ルルが自身をコード保持状態だと理解していれば、辻褄は合います。

別パターンで考えられるのは、そもそもジェレミアはギアスと直接的な関わりや因縁を持っていて主のルルーシュもギアス使いだったので、 独自にコードについて調査していてもおかしくないですよね。そのため、ジェレミアはルルが皇帝のコードを奪取して復活する事も理解していた。そこで、丁度ルルの事を話す為にシャーリーがコンタクトを取って来て、彼女を連れてルルの元へ。

 

あるいは運び込んだのはルルーシュ・ゼロに関する物かもしれません。

運んだタイミングとジェレミアがオレンジ畑を耕している時期がよく分からないですが、その運んだ場所がオレンジ畑であれば納得です。アーニャはその時は別行動をしていたので、C.C.の口から名前が出なかったということで。

 

でも僕は違うパターンもありえると思います。

『復活のルルーシュ』に繋がる以上、そのルルーシュを運び込んだというのは余りにも安直すぎる気がする。毎回のように驚愕を与えてくるコードギアスが、そんなあからさまな答えだとは思えないんですね。

◆予想◆
ありえそうだと思ったのが、このC.C.のシーンは『反逆のルルーシュ』本編終了後のカットと思わせるミスリードで、本当は『復活のルルーシュ』にあたるワンシーンというパターン。敢えてTVアニメ版のラストと同じような場所で同じような格好のC.C.を映す事で、反逆のルルーシュ直後だと錯覚させたんです。

ルルは既に蘇生していて、忠義を尽くしてくれたジェレミアと愛し続けてくれたシャーリーには自身の生存を伝えた(or 何かしらの事情で伝えざるをえなかった or 伝える気は無かったが伝わってしまった or ジェレミアが知っていた)。そしてなんやかんやあり、ルルは別行動中で、ジェレミア(&アーニャ)とシャーリーが何かしらの物資を何かしらの理由でどこかしらに運び込んだ。その後を、別行動中のC.C.が追っている。

曖昧だらけですが、ありえなくはないかと。

 

――どれにしても、シャーリーは何故ルル復活を知ったのか・ジェレミアがオレンジ畑でアーニャと良い汗を流していた時期はいつか、それが知りたいですね。

今のところ『復活のルルーシュ』はイメージビデオしかないので、大人しく新情報を待つことにします!!

 

 

 

黒の騎士団と扇の扱い

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今作では、黒の騎士団と扇の扱いが少し変化していました。
しかし、その前にまず言わせてもらいたい事があります。

「『コードギアス 反逆のルルーシュ』で一番嫌いなキャラクターは誰?」
ギアスファンにこの質問をすれば、多くの方が同じ答えを返すと思います。

そいつは黒の騎士団の副司令こと、扇要。

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ダサイ髪型のくせ毛で、特になんの才能も活躍も無く優男のふりをした性獣で組織を混乱に陥れ、ただの子供っぽい嫌がらせグループをまとめ上げて黒の騎士団を結成し高みまで導いてくれたゼロを裏切り、ほぼ八つ当たりの私怨で有能カメラマンをボコり、気付けば何もしていないのに日本の首相になって美人妻を孕ませてハッピーエンドを迎えた、扇要です。

最低最悪のヘイトモンスター、傲慢卑劣な日本人野郎です。

 

「黒の騎士団の裏切りが許せない」話

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そんな扇の行動の中で一番ヤバイのが、黒の騎士団メンバーと共にゼロを簡単に裏切った事

あれは反逆のルルーシュの中で最も胸糞悪い流れで、何度見ても黒の騎士団メンバーに腹が立ちます。なのでちょっと語らせてください。

 

今まで全幅の信頼を寄せていたリーダーで、何度も窮地を救われ共に窮地を乗り越えてきた仲間であるはずのゼロを秒速で裏切るなんて信じられない。いくら秘密裏の作戦や隠し事が多いとはいえ、裏切りはあんまりです。

「ゼロを切り捨てる代わりに日本を返せ」と言ったのもマイナスポイント。

敵国が持ってきた音声データだけで決断するなんて早過ぎるし、そもそもとして、ゼロが敵国の皇子でギアスが使えるからといって、それのどこが問題なの?

ルルは確かに真実を話していなかったものの、自分を「私も日本人ではない」と名言してもいた。それに、元皇子が母国を相手に戦争を仕掛けるなんて、とても大きな事情と負の感情(怒り)があるのは明らか。軍事力を手に入れるために、同じ怒りの感情を持つ敵国の人間と手を組んで何が悪いのか。

 

そして、ギアスについてもです。

Geass 1

確かに自分達にもギアスが掛けられていた可能性は捨てきれないものの、ぶっちゃけ、「それが何?」ってレベルの話。ディートハルトの言う通り、その力は自分達の強力な武器になる。事実、今まで黒の騎士団はギアスありきで成功してきた。

それにの騎士団の一員としてブリタニアと戦う事そのものは自分達の意思なわけで、そこにギアスが介入していないのは、ギアスの話を聞いて失望できた時点で明らか。

ルルーシュを裏切れている時点で、お前達自身の意思だろうが!!

実際、ルルーシュはカレン以外には黒の騎士団メンバーにはギアスを使っていない。

黒の騎士団は自分達がどんなギアスをかけられていることを恐れたのか?

それに、何かしらの命令を受けていた事が怖いのなら、同一人物に一回までの条件を確認後、自分達がゼロにギアスをかけられるかどうかのテストをすればいいだけでしたよね。「右腕を挙げてみろ」とかの命令でもさせて、それが効いた時点で免罪確定。

でも、女性からすれば恐怖を覚えるのも分かります。
男が催眠術を持っているとなれば、千葉みたいな美人は格好の標的ですからね(笑)
自分の知らないところでナニをされたか分からないとなれば、恐怖と怒りが込み上げるのも仕方ないのかも。

 

どちらにしても、ゼロの言い分も碌に聞かずに一方的に裏切って、メンバー総出で銃口を向けるなんて、あり得ない。

 

総集編での変化

そういうわけで、本筋が変化しない以上は今回の総集編でも裏切るのは確定。
だから、僕としては少し展開が変化して黒の騎士団は裏切らないパターンがよかったものの、またあの一連の流れを見ること覚悟して見に行ったんですね

すると――
やはり黒の騎士団は裏切ったものの、扇や他メンバーに対して、ヘイトを下げる改善がされていました。

具体的に以下の変化。

  • TV版の扇「ギアスという力で人を操る……ペテン師だ!」削除。
  • 格納庫でのゼロへの追及シーンの台詞変化。
    TV    藤堂「観念しろゼロ!」
       千葉「よくも我々をペテンにかけてくれたな!」
    本作 藤堂「確かめたい事がある、ゼロ」
       千葉「ギアスを使って我々を騙していたのか?」
  • ルルーシュの心の中の台詞変化。『黒の騎士団メンバーにギアスをかけるのは嫌だったが、今使うしかないのか?』という考え。
  • 南や杉山の台詞の鋭さが緩和。
  • 素顔を晒したゼロに対しての扇の台詞追加。
    扇「ゼロ……君らしくないぞ、開き直るなんて!! 本当の事を教えてくれ!!」
  • 銃の「構え」宣言をする人物が 藤堂→カノン に変更。
  • そこで銃を構えたブリタニア兵を見て、焦る黒の騎士団メンバー達。
    扇 「ま、待ってください! まだ彼の言い分を――」
    シュ「ギアスを使う時間を与えるだけでは?」
    扇 「ッ……! ゼロ、何か言ってくれ!」
  • TV版の助けに入った蜃気楼に対しての藤堂「構わん、蜃気楼ごと撃て!」削除。
  • 皇帝ルルーシュとカレンの、学園クラブハウスでの会話が変化。
    カレン「扇さん達と今でも話をするの、ゼロは本当に私達を利用しただけだったのだろうかって。シュナイゼルの策にはまってしまったんじゃないかって」

こんな感じで、扇と黒の騎士団のヘイトが緩和されていました。

あくまでゼロの言い分を聞こうとする、信じたいという姿勢になっていました。そしてルルーシュが逃げた後も、それで本当に良かったのかと後悔していた事に。

TVオリジナル版では黒の騎士団が『とにかくゼロを倒せ!』って感じでしたが、怒りよりも悲しみの感情を強調するように変化していました。

特にリーダーの扇が最後までルルーシュに助け舟を出そうとしていた。

これはとても良い変化ですね。
ストーリーを変えず、丁度良い塩梅でフォローしてヘイトが下げられてます。
この扇なら救いようがあって、ヘイトモンスターにならずに済みますね。

 

 

ロロの変化

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世間ではボロ雑巾扱いの偽りの弟、ロロ。

シャーリーをヤッたせいで嫌われまくりのキャラクターですが、僕はかなりロロが好きです。ルルーシュ側につく事を決めた後、これでいいのかと悩みながらも弟としてサポートして四苦八苦してる姿が好きだったんです。

それにロロは可哀想な過去を持っているし、やっぱりラストが格好良くて、自分の意思でルルーシュを助けた彼の事は嫌いになれません。

そんなロロにも少し変化がありました。

  • ルルに「出ていけ!」と言われた後、蜃気楼の前で一人で誕生日プレゼントの携帯ストラップを見つめて物思いに耽るシーン追加。
  • ルルを救出して蜃気楼での逃走時の、心の声が大幅カット。

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    僕が好きな以下の台詞が丸々消えていました。
    「あの思い出のおかげで……ようやく僕は……人間になれた!!」
    「だから、もう……僕はッ……!!」
    「僕は……道具じゃ……ないッ!! これは……僕の、意志なんだからッ!!」

挿入歌『僕は、鳥になる』をバックにロロのあの台詞が流れるシーンが大好きだったのですが、それが無くなっていたので凄く残念でした。

そしてやはり亡くなるロロ。今回はシャーリーをやってもいないし、ただ自分の生きる道を・人生を探していただけなのに……。かわいそす(´;ω;`)

 


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キャラクターの声について

2016年11月、『コードギアス 反逆のルルーシュ キセキの記念日』というイベントが行われました。そこで劇場版三部作と『復活』の制作が発表されたんですね。

僕はチケットが当選しなかったので泣く泣くライブビューイングで見たくちです。
当選した人達が本当に羨ましい……。

――という感想は置いておいて。

このイベントではメインキャストの声優さんによる公演ダイジェストが行われたのですが、やはり『反逆のルルーシュ』から相当時間が経っているため、声に若干の違和感がありました。カレン役の小清水さんとジェレミア役の成田さんの声が、昔の『反逆のルルーシュ』のカレンとジェレミアとは違っていたんです。見てくれた方なら分かるはず。

そして総集編1作目の『興道』でもジェレミアの声には少しだけ違和感があり、オマケで最初にギアスの犠牲者となったブリタニア軍の上官はめっちゃ下手っぴになっていましたね(笑)

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ですが『皇道』では、皆が完全にオリジナルと同じキャラクターの声になっていました。声優さんの凄さを痛感です。

あと、僕は今まで玉城の声にはやっぱり違和感があったのですが、今作では自然と受け入れられていて、全く違和感がありませんでした。慣れられたのかな。

 

ただ1つ気になったのが、序盤の枢木神社でのスザクです。

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声が違うのではなく、抑揚が変化していた事でオリジナル版よりも激情っぷりが抑えられていました。大人っぽくなったと言うべきですかね。

台詞も若干変わっていたので、感情を抑える様な指示があったのかもしれませんが、には全力でルルーシュにブチ切れてほしかったです。あそこはスザクが今までの感情を全てルルーシュにぶつけて、彼を許すことを決めたシーンなので。

 

 

作画崩壊について

どうなるか気になっていたのですが、相変わらずでしたね。

Cの世界での作画崩壊はそのままでした。

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あの付近の作画は特に酷くて草が生えるレベルなので、映画化に伴って修正したり新カットを多数入れたりするのかと思いましたが、そんな事はありませんでした。

あと、フレイヤに吹き飛ばされたブリタニアの帝都ペンドラゴンも、昔の通りの謎砂漠地帯のままでしたね。

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ここに帝都があったって信じられなくない?

そこがちょっと不満でした。

 

 

その他

TV版との違いは他にも多くあるとおもいます。
その他の印象に残った点をまとめます。

スザクの台詞

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スザクの台詞が変化。

枢木神社でのルルーシュへの質問責めが一部省略。
そして台詞も変化。

TV「これ以上、嘘をつきたくないから。ナナリーに嘘をついた。君と同じように……。最低だ」
皇道「これ以上、嘘をつきたくないから、ナナリーに。ギアスの事、ゼロの事……最低だ」

TV「人間じゃない……。君にとってはシャーリーやユフィも野望のための駒にすぎないのか?」
皇道「君にとっては全て野望のための駒にすぎないのか?」
  「君がやってきた事は、人間じゃない!

 

ルルーシュのロロへの台詞

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第二次トウキョウ決戦の後、自室でロロにブチ切れるルルーシュ。

TV「……どうしてお前が持っているんだ? これは、ナナリーにあげるつもりだったんだよ!! ナナリーに!!」
皇道「どうしてお前なんかに渡したんだろうなぁ!! これは、ナナリーにあげるつもりだったんだよ!! ナナリーに!!」

TV版ルルはナナリーを失った事で我をも失い、ストラップを見て現実に返った感じでしたが、皇道では元から意識が現実に向いていた感じへ変更。

そして、語尾も少し変化。

TV「~し損ねただけだ!」
皇道「~し損ねただけだ!」

 

Cの世界での台詞

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・ルルと皇帝

TV 皇帝「ギアスなどわしには通じぬ。他の者にしても」
   ルル「いいや、もう一人いるじゃないか

皇道 皇帝「ギアスなどわしには通じぬ。他の者にしても」
   ルル「いいや、いっぱいいるじゃないか

 

・皇帝の消失にビスマルクが気付いた時、シュナイゼルもそれを察する。

 

・ルルとスザクのやりとり。

TV スザク「ルルーシュはユフィの仇だ
   ルル 「だから?
皇道 スザクその前に、確かめねばならない事がある。偽りの君主に
   ルル なら、こちらも見定める事がある。裏切りの騎士に

この、ルルとスザクのやり取りの変化に特に驚きました。
僕は「ユフィの仇だ」「だから?」の台詞がかなり印象に残っていて好きな台詞だったので。このあと二人がどんなやり取りをしたのか想像できて良かった。
でも皇道版は格好良く上手い事言おうとして滑っている感が半端ないですね(笑)

 

 

 

ジェレミアの心の台詞

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ゼロレクイエムの際、TV版ではスザクに向けて「行け……仮面の騎士よ」と心の中で呟いていたのですが、『皇道』ではそれが削除されていました。

何故なのでしょうか。
最後にC.C.の口からジェレミアの名が出るので、何かしら消した意味がありそうですね。

ちなみに、コーネリアが人質を解放しようと家の中でスタンバっている時、中華勢の面子がちょっぴり増えていた気がする。

 

ナナリーへの記憶流出

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ラスト、ナナリーがルルの手に触れますよね。
TV版ではあそこでコード保有者特有の記憶流出があります。記憶流出によりナナリーがゼロレクイエムの全てを理解できるんですね。

ですが、『皇道』ではその記憶流出のカットが入りませんでした

『皇道』でもシャルルを消し去る時は首を掴まれていたので、どちらにしてもV.V.コードは保有しているとは思うのですが、何故でしょうかね。

単に尺の都合や気分の問題なのか、或いは『復活のルルーシュ』に繋がるために消さなければいけないカットだったのか。後者っぽいかな。

 

相変わらずのディートハルト

f:id:karakuri-iori:20180528170810j:plain引用:Diethard Ried | Code Geass Wiki | FANDOM powered by Wikia

総集編ではゼロの正体を隠すために暗躍したりと、活躍が増えていたディートハルト。

『皇道』で何か変わるかと思ったら、特に何も変わらなかったぜ。

結局ギアスをかける価値もないままにお亡くなりに。
卓越した人材だったのに……南無……。

 

他に気がついた点は

  • アヴァロン内部でのルルーシュとニーナの会話が一部短縮。
  • 最後の戦争にてスザク→ジノへの台詞変化。
    「例えどれだけ機体を強化しようと君では僕に勝てない」が「」変わっていました。ただ、うまく聞き取れず……。次回観賞時に注意して聞かないと。

 

 

サブキャラの変化

実はシャーリー以外にも生存変化しているキャラクター達がいます。
それは、ナイトオブテンことルキアーノ・ブラッドリーの親衛隊である『グラウサム・ヴァルキリエ隊』です。

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引用:https://www.animecharactersdatabase.com/mobile_character.php?id=69079

蜃気楼の四肢を拘束していた女性達ですね。

彼等はTV版では全員が若い女性達でしたが、『皇道』では人物自体が変わって、登場していません。その代りに、キューエル卿率いる純血派が『ヴァルキリエ隊』になっていました。

ま、結局そのキューエル達もカレンの紅蓮聖天八極式にでやられるんですけどね(笑)

クッソどうでもいい事かもしれませんが、一応。
僕には重要な事なんです!

 

 

まとめ

  • シャーリー生存。
  • 『皇道』 →『復活のルルーシュ』へ繋がる。TV版とはパラレルワールド。
  • 最後のC.C.いわく、ジェレミアとシャーリーが何かを田舎に運んだ。
  • 黒の騎士団と扇の屑っぷりが緩和。
  • ロロの語りが消去。
  • キャラの声が元通り。台詞や感情は変化。
  • キューエル卿が登場 etc

以上です。
細かい部分が結構変わっているので、見つけきれないですね。他にも気にならなかったけど大きな違いとかあったかもしれません。

特に挿入歌のところや泣いてしまったところはちゃんと聞き取れなかったです。リピート不可避!

ということで『皇道』はとても出来が良い最高の総集編でした!

 

 

おまけ

 来場者特典で生コマフィルムがもらえました。

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僕はこういう物の引きが毎回弱いので、いつもあまり期待していないんです。

でも、今回だけは外せない。
なんとしても皇帝ルルーシュを引き当てなくてはいけないのだから。

 

「頼むからルルーシュきてくれ……せめてC.C.かメインキャラこい……」

そんな風に欲張りな事を呟きながら引いた結果は――

 

 

 

 

 

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あああああああああああああああああああ!!
キューエルウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥ!!

 

― 完 ―

 

画像出典:『コードギアス 反逆のルルーシュ』『コードギアス 反逆のルルーシュR2』©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006-2008 CLAMP・ST