どうも、絡繰です!
久々のブログの更新になります。
最近は面白いゲームが盛り沢山で、遊ぶことに夢中でブログが二の次になっていました。申し訳ない。
ということで、今回もゲームの感想を書いていきます。
ps4で正式版がリリースされたカードゲーム『グウェント』について。
『グウェント ウィッチャーカードゲーム』とは
12月4日にコンソール版『グウェント ウィッチャーカードゲーム』の正式版がリリースされました!
『グウェント ウィッチャーカードゲーム』とは
「ウィッチャー」の世界で繰り広げられる、戦略的カードゲーム。
“選択と結果”のカードゲーム「グウェント」では、運ではなくスキルこそが最大の武器となる。勢力を選択して部隊を編成し、様々なゲームモードで他のプレイヤーに戦いを挑もう。
勇ましい英雄、強力な呪文、特別なアビリティ… コレクション可能なカードは数百種に及ぶ。それらの有効な使い道を考えれば、新たな戦術を次々と編み出すことが可能だ。
GWENT: The Witcher Card Game | Official Launch Trailer
簡単に言えば『ウィッチャー3』というオープンワールドアクションRPGゲーム内に登場したオリジナルカードゲームが『グウェント』です。

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ゲーム内に登場するキャラクターやモンスターなどのイラストが使用された独特のゲームで、主人公達はゲーム内でカードを強奪するクエストを受けたり、世界各地にいる名のあるデュエリストと勝負する面白いクエストも存在していました。
最初はゲーム内カードゲームでしかなかったグウェントでしたが、人気を博して単体ゲームとなり基本プレイ無料のβ版がリリースされました。
そしてずっとβ版が続いていたものの、Homecomingという原点回帰してゲームを見なおすアップデートがあり、今日に漸く正式版がリリースされたわけです!!
(正式版も基本プレイ無料!)
正式版での変更点
正式版では、β版に比べて多くの変更点がありました。
・ゲームシステム・ルール変更
・全カードの能力やステータスの変更
・コスト制の導入
・盤面デザインの変更……etc
詳細はこちら→グウェント ウィッチャーカードゲーム
特に大きな変更点は、今まで3列だったカード配置列が2列になった点と、カードゲームでは珍しい『先攻不利』を改善した(できたとは言ってない)点でしょうか。
これらの変更により新しいカードゲームになったと言っても過言ではなく、新規参入のきっかけにはうってつけです。
かくいう僕もその口。βをがっつりプレイしている友人から環境やゲームシステムについて聞いたりシェアプレイを見せてもらったりはしていたものの、自分でプレイする事はなく、正式版から参戦することにしました。
僕が正式版まで『グウェント』をやらなかった理由
僕はPS4の『ウィッチャー3』を発売当初からプレイしており、トロコンする程にとても好きなゲームでした。
そのゲーム内に登場したグウェント自体を僕も好きだったのでβ版もやりたくはあったものの、「わざわざPS4でカードゲームをやるほどでもないか」と思ってスルーしていました。他のスマホDCGで手一杯だったのもあります。
しかし1年以上たった今ようやく正式版がリリースされると聞いてβ版からの変更点を確認したところ、大きくルール変更などがあり、かつ盤面デザインが色鮮やかになり3Dモデルなどが追加されて臨場感溢れるものになっていました。
僕にとってはこの点が一番、プレイしてみたいなと思える変更点でした。
今迄のグウェントは質素で味気なさすぎたけれど、正式版はPCやコンシューマ機ならではの迫力があって、遊んでみたいと思わせる魅力が十分でした。
また、全カードに調整が加わったと言う事で新規参入のハードルが低く、やるなら今しかなかったのも理由の1つです。
カードゲームは所持カードプールこそが力なので、このタイミングを逃したら二度とやる事はないだろうと思いました。
実際に遊んでみた感想
面白い!!
やっぱり新規プレイヤーとして新たなカードゲームを遊ぶのは凄く面白い。
ゲームルールを理解して、対戦しながらプレイングのいろはを覚えるワクワク感がたまらないし、カードの効果を読んでいるだけでも楽しめます。
特に『ウィッチャー3』やシリーズのファンは、懐かしの好きなキャラやモンスター達の美麗イラストを眺めているだけで満足できます。
なによりゲーム自体も普通にカードゲームとして面白く、ホッとしました。
やっぱり僕もβ版の頃から遊んでおけばよかったと後悔……。
でも本番である正式版からの参戦が出来たのでギリギリセーフとします。
また、最初に十分過ぎる資産をプレゼントされているので、最初から自分の好きなテーマのデッキを自由に組めるのは本当に嬉しい。他のDCGは必要カードが多過ぎて余分なカードを分解する必要があったり、それでも全然資産が足りなかったりしますが、グウェントは新規参入と同時に一線級のデッキが組めました。
僕が組んだデッキについては別の記事で紹介します。
また、正式版では報酬ポイントやツリー方式が採用されており、どの勢力のどのリーダーの報酬から受け取っていくか試行錯誤するのもまた一興!
「格好良いリーダーのアイコンや新スキンが欲しいけど、でもあのリーダーも解放したいし、パックを剥きたいから報酬が豪華な方にも進みたいしなぁ……」と凄く悩んでしまいます。
ゲームバランスについて
ランクマッチを十数試合やった現時点での感想。
ぶっちゃけると、良くも悪くもデジタルカードゲームといった感じでした。
公式説明文では『“選択と結果”のカードゲーム「グウェント」では、運ではなくスキルこそが最大の武器』と言いつつも、やはり運要素の大きさは否定できません。
マリガンがあるとはいえ、結局カードゲームである以上デッキの底にパワーカードが全て埋まってしまっては勝ちようがないし、無作為に効果を飛ばすカードの当たり所次第で状況が一変したり、操作ミスやラグで負けたりもあります。
でも、だからこそ上の画像の様に格上相手に善戦したり引き分けに持ち込む事もできるのがDCGの良いところでもあります。ここはDCG・カードゲームとして運要素を割り切れるかどうか次第ですね。
また、先行不利を改善したのは良いものの、それでもやっぱりまだ後攻有利な気がします。相手の動きを見てから適当にカードを投げてれば良い後攻は、気分的に凄く楽なんですよね。
カード・勢力のバランスについて
デッキテーマ・カード毎の強弱・人気も気になるところではありました。
現時点で既にランクマッチで戦う相手のデッキの勢力が偏っています。
モンスター勢力とスケリッジ勢力が凄く多い。
これはモンスターやスケリッジが格好良いからという理由もあるかもしれませんが、やっぱり強いからというのも大きな理由だと思います。《見えざる者》をリーダーにした遺言捕食モンスターや、《クラフ・アン・クライト》でチマチマダメージを飛ばしてくるコントロールデッキは戦っていて本当に厄介です。
僕も使われて強いと思ったモンスターを少し組んで見ました。こうやって、相手に使われて強かったテーマやコンボを真似していくのもカードゲームの醍醐味ですよね!
また、製品版からコスト性が導入された事で完全下位互換に見える弱いカードもデッキ導入の可能性があるのは良い事ですね。
明らかに雑魚カードに見えるカードも選択肢に入るという(笑)
ただ、それでも明らかにコストと見合っていない性能をしたカードも多いです。例えば、僕が使っている《蛇流派ウィッチャー》はコストに対して明らかにオーバーパワー。相手のデッキから《ローチ》を消し飛ばして草が生えました。
でも各勢力のリーダー能力の強弱差が酷いのはいかがなものかとも思いました。
不満点について
間違いなく面白いゲームではあるのですが、不満点があるのも確かです。
特に気になったのは以下の点。
- UI・操作性が悪い。
- デッキ構築時にフリーズ多発。
- コストの制約が大きくてデッキ構築時に満足できない。
- やっぱり後攻が楽。
- レベル差が大きい格上とのマッチングばかり。
- 接戦なのに負けたらGG送らない意地悪な人なんなん。
- やっぱりスマホでもやらせてほしい。
なによりも、UI・操作性の悪さが酷い!
ストレスマッハです。正式版でこれはちょっといかがなものか。
早急にパッチで治してほしいですね。
コストの制約も、もう少しでいいので緩和・改善してほしいところです。
現在の制度だと『面白い効果で自分は好きなオリジナル枠カード』を入れて遊ぶ事ができません。それを入れるだけで総コストががらりと変わり、一から考え直すことになってしまうからです。
これはカードゲームの一番面白い点を潰していると僕は思います。
なんとか良い塩梅の調整をしてもらいたいですね。
まとめ
- 『ウィッチャー3』内に登場したオリジナルカードゲームが『グウェント』
- β版が続いていたものの漸く正式版がリリース。
- 正式版で多くの変更があり、新規参入のチャンス。
- 実際に遊んだら、やっぱり面白かった!
- 最初から自分の好きなテーマのデッキを自由に組める。
- ただ、バランスは完璧ではないし不満点もある。
以上!!
正式版となって生まれ変わったグウェントは、ウィッチャーファンは勿論、カードゲーム好きな方でも十分楽しめる良い出来栄えのDCGでした。
僕は今後も遊び続けていきたいと思っています。
逆に今まで『ウィッチャー3』を知らなかった方は、ぜひこの機会に遊んでみてください。本当に面白くて夢中になって遊べる神ゲーであることを保証します!
それでは、また次回!

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